「4人家族で乗り換えるならどの格安SIMを選ぶのが一番にお得なの?」
キャリアから家族で乗り換える際、最もお得な方法は家族で分け合えるシェアプランを選ぶこと。
シェアプランとは音声プラン1契約(主契約)の高速データ量を複数のSIM(家族)で分け合うプラン。
人気格安SIM10社でシェアプランがあり料金がお得だったのは、IIJmioとイオンモバイル2社。
そこでIIJmioとイオンモバイルのシェアプランに乗り換えると、どのくらいお得なのか調べました。
家族のスマホ代を1円でも安くしたいなら、個別で乗り換えをせずシェアプランで契約しましょう。
※表示されている料金は2023年6月現在(税抜)。
4人家族で乗り換えるならシェアプランがおすすめ
4人家族(配偶者・子供・親)と一緒に乗り換える場合、シェアプランを選ぶのが最もお得な方法。
支払いは契約者がすべて払うことになるけど、その分だけ料金が安くなるなら許容範囲でしょう。
シェアプランではなく家族プランを使う手もありますが、料金の安さで言えば断トツにシェアプラン。
さらに家族プランは同居などの規定があるけど、シェアプランは離れている家族でも問題ありません。
シェアプランの料金システム
枚数 | 基本料金 | 別途 |
---|---|---|
1枚目 | 基本料金 | – |
2枚目 | 付帯料金 | – |
3枚目 | 付帯料金 | – |
4枚目 | 付帯料金 | 追加料金 |
料金システムは、1枚目に基本料金を2枚目以降に付帯料金を払い、4枚目以降は追加料金が発生します。
基本料金はやや高めの設定ですが、追加料金は安いのでトータルで計算するとかなりお得なプランです。

シェアプランは離れて住んでいても大丈夫です。
IIJmioのシェアプランの詳細
IIJmioのシェアプラン正確にはファミリーシェアプラン。で4人家族の場合、プランは12GBしかなくSIMを発行するごとに700円が必要。
さらに4枚目以降は、SIMカード利用料が1枚ごとに400円ほどかかるので、4人目の料金は1,100円です。
選べる回線は、通常のプランと同じようにdocomo回線とau回線の2種類(料金は同じ)から選べます。
IIJmio・4人家族シェアプランの料金(通話SIM)
契約内容 | 料金 |
---|---|
シェア音声12GB | 3,260円 |
通話SIM2枚目 | 700円 |
通話SIM3枚目 | 700円 |
通話SIM4枚目 | 700円+400円 |
合計 | 5,760円 |
※3人以上でシェアする場合は12GBプランしか選べません。
12GBのシェアプラン『5,760円』を4人家族で割ると一人あたり『1,440円(3GB)』になります。
通常の3GBプランが1,600円なので、シェアプランで契約した方が1人あたり160円も安いです。
IIJmio・4人家族シェアプランの初期費用
契約内容 | docomo | au |
---|---|---|
事務手数料 | 3,000円 (1人目のみ) | |
SIM発行手数料 | 1,576円 (394円×4人) | 1,624円 (406円×4人) |
SIMカード追加 | 2,000円 (4人目のみ) | |
合計 | 6,576円 | 6,624円 |
IIJmioの場合、同時にファミリーシェアプランへ申し込めるのは3人で、4人目は別途の契約になります。
その際、SIMカード追加の手数料(2,000円)が必要なので間違えないように。

キャンペーンを利用すれば安くできますよ。
IIJmio・シェアプランのおすすめポイント
通常は30秒/20円の通話料だけど、シェアプラン内の家族に電話する場合に限り30秒/8円まで割引します。
ただし、最近はLINEで通話をする人が多いから、あまり必要ないかもしれませんね。
IIJmio・シェアプランの注意点
新規と同時に申し込めるSIMが3枚までなので、4人家族の場合は最後の1枚を別途の申し込みが必要。
前述でご紹介した通り、最後の1枚はSIMカード追加の手数料(2,000円)が発生します。
イオンモバイルのシェアプランの詳細
イオンモバイルのシェアプラン正確にはシェア音声プラン。で4人家族の場合、プランは4GBから50GBまでありSIMを発行ごとに700円が必要。
さらに4枚目以降は、SIMカード利用料が1枚ごとに200円初月は無料。ほどかかるので、4人目の料金は900円です。
選べる回線は、通常のプランと同じようにdocomo回線とau回線の2種類(料金は同じ)から選べます。
イオンモバイル・4人家族シェアプランの料金(通話SIM)
プラン | ①1人目の基本料金。 | ②3人分の付帯料金と4人目のSIMカード利用料の合計。 | 合計 |
---|---|---|---|
4GB | 1,780円 | 2,300円 | 4,080円 |
6GB | 2,280円 | 4,580円 | |
8GB | 2,980円 | 5,280円 | |
12GB | 3,580円 | 5,880円 | |
20GB | 4,980円 | 7,280円 | |
30GB | 5,980円 | 8,280円 | |
40GB | 7,280円 | 9,580円 | |
50GB | 9,280円 | 11,580円 |
IIJmioと同じ12GBの場合は、イオンモバイルが120円も高いので止めた方が良いかもしれません。
ちなみに他のプランを4人で割った場合、通常のイオンモバイルの料金よりかなり安くなっています。
プラン | 通常料金 | シェアプラン料金 (一人あたり) |
---|---|---|
1GB | 1,280円 | 1,020円 |
2GB | 1,380円 | 1,320円 |
4人で割って該当するプランが2つしかありませんが、一人あたりの料金はかなり安くなりました。
例えば1GBプランの場合、他の格安SIMでも1,020円は存在しない料金だから破格の安さですね。

ちなみに1人3GBだと1,470円です。
イオンモバイル・4人家族シェアプランの初期費用
契約内容 | docomo | au |
---|---|---|
事務手数料 | 12,000円 (3,000円×4人分) |
イオンモバイルは、一律で人数分の事務手数料(3,000円×4人分=12,000円)が発生します。

事務手数料は通常通り人数分が必要です。
イオンモバイル・シェアプランのおすすめポイント
すでにご承知の通り4GBから50GBまでプランがあるから、最大で一人あたり12.5GBも使えます。
例えば、通常の12GBが3,280円に対して12.5GB(50GBをシェア)は一人あたり2,895円なのでお得。

一人あたり2,895円は他社と比べても断トツに安いです。
イオンモバイル・シェアプランの注意点
他のプランはネットから申し込みができるけど、シェアプランは即日お渡し店舗しか契約できません。
シェアプランを契約をするために、わざわざ店舗まで出向く必要があるのはかなり面倒くさいですね。
IIJmioとイオンモバイルを比較
ここまで読めばご承知の通りIIJmioとイオンモバイルでは僅差ではあるけど、IIJmioの料金が安いです。
ただし、IIJmioは12GBプラン(4人家族)しかないので、違うプランが良い人はイオンモバイルがおすすめ。
ちなみに、個別契約とシェアプラン(一人あたり)の料金を比較したら、圧倒的にシェアプランの勝ちでした。
12GBプランを1年間の合計金額
プラン | IIJmio | イオン |
---|---|---|
12GB | 5,760円 | 5,880円 |
初期費用 | 6,576円 | 12,000円 |
12GBプランの場合、月額料金は120円・初期費用は5,424円もIIJmioの方が安いと分かりました。
ただし、IIJmioは4人家族だと12GBプランしかないので、他のプランが良い人はイオンモバイルにしましょう。
1人分で計算したとき他社の最安料金と比較
プラン | 最安料金 | IIJmio | イオン |
---|---|---|---|
1GB | 1,200円 (LINE) | – | 1,020円 |
2GB | 1,380円 (イオン) | – | 1,320円 |
3GB | 1,510円 (mineo) | 1,440円 | 1,470円 |
5GB | 1,920円 (DTI) | – | 1,820円 |
10GB | 2,800円 (DTI) | – | 2,396円 |
※人気格安SIM20社調べ。
4人家族でシェアプランを使った場合、4人が別々で契約するよりも圧倒的に安いと分かりました。
格安SIMへ乗り換える理由が1円でも料金を安くしたいなら、絶対にシェアプランを使いましょう。

独身の場合は両親と一緒に使うのも良いですね。
1人分で計算したときキャリアの家族割と比較
社名 | 1人分 | 4人分 | 1年 |
---|---|---|---|
docomo au SontBank | 1,980円 | 7,920円 | 95,040円 |
IIJmio | 1,440円 | 5,760円 | 69,120円 |
イオン | 1,020円 | 4,080円 | 48,960円 |
※大手キャリアの家族割はデータ量1GB以下/月以下の場合。
※IIJmioは一人あたり3GB。イオンモバイルは一人あたり1GB。
キャリアの家族割は家族間の通話料が無料になるけど、その代わり低速モードの切り替えができません。
IIJmioはキャリアの3倍のデータ量なのに約2万5千円(1年)の節約だから、2年後には家族旅行ができます。
イオンモバイルはキャリアと同じ1GBで約4万6千円(1年)の節約だから、1年で旅行に行けるでしょう。
IIJmio
公式サイトで詳しく見るイオンモバイル
公式サイトで詳しく見る

キャリアの家族割よりもシェアプランの方が圧倒的にお得です。
IIJmioとイオンモバイルのどっちがお得・まとめ
4人家族で格安SIMに乗り換える際、1人あたり3GBプランで良いならIIJmioのシェアプランがおすすめ。
他の格安SIMやイオンモバイルのシェアプランより安いし、初期費用も個別に契約するよりお得。
さらに家族間で電話をする場合、通話料が60%も割引(30秒/8円)なのIIJmioがおすすめなところ。
イオンモバイルの方はプランが多いので、3GBよりも増やした人や減らしたい人におすすめです。
1円でもスマホ代を安くしたいなら、シェアプランのあるIIJmioかイオンモバイルを選びましょう。

消費税が上がってもシェアプランを選べば安心ですね。
コメント