「格安SIMへ乗り換える際にソフトバンク回線を使いたい!」
格安SIMへ乗り換える際に、3つのキャリア回線の中でソフトバンク回線ソフトバンク回線を使いたい人がいるはずです。
現段階で使用している回線が一番に多いのはdocomoで、一番に少ない回線がソフトバンクでした。
しかし、以前よりソフトバンク回線を使える格安SIMも増えたから、乗り換える際の心配は要りません。
そこでソフトバンク回線が使える最安料金の格安SIMを、人気20社から調べた結果をご紹介します。
さらにソフトバンク回線の通信速度もご紹介するので、総合的に問題ない格安SIMを選びましょう。
※表示されている料金は2023年12月現在(税抜)。
ソフトバンク回線を使うメリットとデメリット
以前の格安SIMは、docomo回線とau回線が主流だったのでソフトバンクユーザーは肩身が狭かったでしょう。
しかし、最近になってソフトバンク回線を使える格安SIMが増えており選択肢の幅が広がりました。
そこで3つのキャリア回線の中からソフトバンク回線を選ぶメリットは、どこにあるのか調べます。
ただし、メリットがあるようにデメリットもあるので、2つを考慮して乗り換えを検討してください。
メリット『SIMロック解除をせずスマホが使える』
ソフトバンクのSIMロックを解除していないスマホは、docomo回線やau回線で使うのは不可能です。
ソフトバンクのスマホのSIMロック解除が面倒な人は、ソフトバンク回線を選ぶのが良いでしょう。

古い機種だとSIMロック解除ができないそうです。

デメリット『他のキャリア回線より料金が高い』
docomo回線とau回線はほとんど料金が同じなのに、ソフトバンク回線だけは2社より割高の料金設定。
料金の詳細は後ほどご紹介しますが、docomo回線に比べて200円以上も高いのがデメリットでしょうね。

料金が割高なのはかなりデメリットに感じますね。
ソフトバンク回線が使える格安SIMは?
人気格安SIM20社が使っている回線で一番に多いのはdocomoで、次がauで最も少ないのがソフトバンク。
docomo回線は20社中19社、au回線は20社中9社、ソフトバンク回線は20社中わずか4社のみです。
ソフトバンクユーザーが増えれば提供する格安SIMも増えるけど、現段階ではかなり少ない状態。
しかし、以前よりソフトバンク回線が使える格安SIMは増えているので、今後に期待しましょう。
人気格安SIM20社の各キャリア対応表
MVNO | D | A | S |
---|---|---|---|
楽天 | ○ | ○ | × |
mineo | ○ | ○ | ○ |
UQ | × | ○ | × |
OCN | ○ | × | × |
IIJmio | ○ | ○ | × |
BIGLOBE | ○ | ○ | × |
イオン | ○ | ○ | × |
LINE | ○ | ○ | ○ |
BIC SIM | ○ | ○ | × |
nuro | ○ | ○ | ○ |
NifMo | ○ | × | × |
U-mobile | ○ | × | × |
J:COM | ○ | × | × |
b-mobile | ○ | × | ○ |
LIBMO | ○ | × | × |
DTI | ○ | × | × |
TONE | ○ | × | × |
エキサイト | ○ | × | × |
ヤマダ | ○ | × | × |
BIC | ○ | × | × |
※Dはdocomo回線。Aはau回線。Sはソフトバンク回線。
ソフトバンク回線が使える格安SIMは、mineo・LINEモバイル・nuroモバイル・b-mobileの4社のみ。
格安SIMの回線はdocomoとauが主流なので、ソフトバンクを使いたい人には選択肢が少なすぎますね。

利益を考えればソフトバンクまで手が回らないのでしょうね。
ソフトバンク回線の最安料金は?
一般的にdocomo回線とau回線は一部の格安SIMを除き、比較的に安い同じ料金設定になっています。
しかし、docomo回線とau回線と違いソフトバンク回線は、最大で300円以上も料金が高いです。
ソフトバンク回線が使える最安の格安SIMが条件だけど、他の回線より割高なのはちょっと問題。
SIMロックの解除ができるスマホや手間が面倒でなければ、他の回線を使う方が良いかもしれません。
mineoの主なプラン料金
プラン | 通話SIM | データSIM |
---|---|---|
500MB | 1,750円 | 790円 |
3GB | 1,950円 | 990円 |
6GB | 2,630円 | 1,670円 |
10GB | 3,570円 | 2,610円 |
20GB | 5,030円 | 4,070円 |
30GB | 6,950円 | 5,990円 |
mineoの場合、一番に安いau回線の3GBが1,510(通話SIM)なので、ソフトバンク回線はかなり割高。
おすすめな点と言えば、他の3社にはない大容量の20GBプランと30GBプランがある点でしょうね。

一般的な通話SIMの3GBが1,950円は高すぎます。
LINEモバイルの主なプラン料金
プラン | 通話SIM | データSIM |
---|---|---|
1GB | 1,200円 | 500円 |
3GB | 1,690円 | 1,110円 |
5GB | 2,220円 | 1,640円 |
7GB | 2,880円 | 2,300円 |
10GB | 3,220円 | 2,640円 |
※LINEモバイルのデータSIMはSMS付きのみ。
LINEモバイルの場合、3GBプラン以上はSNSカウントフリーで月額1,690円は他社よりもお安いです。
ただし、LINEモバイルには低速モードが存在しないので、SNSを使わない人にはネックかもしれません。

SNSを頻繁に使う人ならLINEモバイルでしょう。
nuroモバイルの各プラン料金
プラン | 通話SIM | データSIM |
---|---|---|
200MB | 1,200円 | 500円 |
2GB | 1,680円 | 980円 |
7GB | 2,800円 | 2,100円 |
13GB | 3,680円 | 2,980円 |
nuroモバイルの場合、人気の3GBがなく1GB少ない2GBはLINEモバイルの3GBプランとほぼ同じ料金。
ただし、7GBプランはLINEモバイルよりも80円ほど安いから、nuroモバイルの方がおすすめです。

ネットをめちゃくちゃ見る人はnuroモバイルが良いかも。
b-mobileの各プラン料金
プラン | 通話SIM | データSIM |
---|---|---|
1GBまで | 990円 | 480円 |
3GBまで | 1,690円 | 850円 |
6GBまで | 2,390円 | 1,450円 |
10GBまで | 3,190円 | 2,190円 |
15GBまで | 4,390円 | 3,280円 |
※通話SIMはiPhoneしか使えない。
b-mobileの場合、ソフトバンク回線が使えるのはiPhoneのみなので、Android端末の使用は不可能。
料金は使った分だけ支払う従量制なので、定額制よりもお得だと思うならb-mobileを選びましょう。

ちなみにb-mobileは親会社の業績が悪いそうです。
mineo・LINE・nuroの通話SIM料金一覧表
プラン | mineo | LINE | nuro |
---|---|---|---|
200MB | – | – | 1,200円 |
500MB | 1,750円 | – | – |
1GB | – | 1,200円 | – |
2GB | – | – | 1,680円 |
3GB | 1,950円 | 1,690円 | – |
5GB | – | 2,220円 | – |
6GB | 2,630円 | – | – |
7GB | – | 2,880円 | 2,800円 |
10GB | 3,570円 | 3,220円 | – |
13GB | – | – | 3,680円 |
20GB | 5,030円 | – | – |
30GB | 6,950円 | – | – |
※b-mobileはiPhoneのみなので対象から除外。
低速モードはないけどSNSカウントフリーで良ければ、LINEモバイルがソフトバンク回線の最安料金です。
低速モードが必要な場合は、1GBあたりの料金を換算して2GB~3GBはmineo、6GB~7GBはnuroモバイル。

やはりソフトバンク回線は他の回線よりも割高でした。

ソフトバンク回線の通信速度は?
ソフトバンク回線が使える最安の格安SIMは分かったけど、最後に1つだけ気になるのが4社の通信速度。
最安の料金でも通信速度が劇的に遅かったら、乗り換えても後悔するので通信速度を事前に把握したい。
そこでソフトバンク回線が使えるmineo・LINEモバイル・nuroモバイル・b-mobileの通信速度を調べました。
調べた結果、一番に回線が混雑するお昼を除くと1Mbpsは出ているので、最低ラインはクリアしています。
SottBank回線4社の通信速度
MVNO | 朝 | 昼 | 夜 |
---|---|---|---|
mineo | 1.5Mbps | 0.4Mbps | 5.0Mbps |
LINE | 2.1Mbps | 0.6Mbps | 1.7Mbps |
nuro | 1.3Mbps | 0.3Mbps | 3.6Mbps |
b-mobile | 5.2Mbps | 0.5Mbps | 4.5Mbps |
docomo回線に比べれば速いけど、料金の安いau回線(UQモバイルやBIGLOBEモバイル)の方が速い。
個人的にソフトバンク回線しか選べない人を除くと、やはり他の回線を使う方が良いかもしれません。

ボクはソフトバンク回線に魅力を感じませんでした。

ソフトバンク回線が使える格安SIM・まとめ
ソフトバンク回線が使える最安の格安SIMは、プランや料金形態によってご紹介した4社から選びましょう。
個人的には面倒だけどSIMロック解除をして、料金の安いdocomo回線やau回線の格安SIMがおすすめ。
通信速度が変わらないのであれば、1円でも安い格安SIMへ乗り換えた方が絶対にお得ですからね。
ただし、一部の製品には「ネットワーク利用制限」がついており、SIMロック解除ができない場合があります。
自分のスマホに「ネットワーク利用制限」がついているかどうかは、以下のサイトからご確認ください。


ネットワーク利用制限がついてなければdocomo回線かau回線を選びましょう。
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