「初めての格安SIMを選ぶ際、どの会社にすれば良いか分からない。」
格安SIMはざっと数えるでも30社くらいあるから、どの格安SIMを選べば良いのかスゴく難しい。
ボクもいろいろな条件を考慮して格安SIMを探したけど、実際に契約するまで時間がかかりました。
そんなボクが初めての格安SIMに選んだのは、数ある格安SIMの中で人気No.1を誇る楽天モバイル。
もちろん、安易に人気No.1だから楽天モバイルを選んだのではなく、しっかりとした理由があります。
ただし、初めての格安SIMだから楽天モバイルを選んだので、格安SIM間で乗り換えるなら選びませんけどね。
楽天モバイルにした理由①『スマホ本体価格が安い』
楽天モバイルを選んだ一番の理由は、他社のスマホ本体価格に比べてスゴく安かったからです。
ボクが買ったのは『HUAWEI P9 lite』で、当時の価格は他社よりも1万円近く安かえました。
楽天モバイルは年末年始などにキャンペーンを実施するので、SIMとスマホを同時に新しくした人におすすめ。
ただし、楽天モバイルは『Android』しか取り扱っておらず、『iPhone』が欲しい場合は他社を選びましょう。

格安SIMを使う人はバカ高いiPhoneなんて選ばないのでは?
人気スマホ本体の価格を比較
楽天モバイルでスマホ本体を買った場合、実際にどれくらい安いのかを、人気機種から調べました。
対象の機種は『価格.com』の格安スマホ人気ランキング第1位になった『HUAWEI P20 lite』です。
MVNO | 本体価格 |
---|---|
楽天モバイル | 14,018円 |
mineo | 31,752円 |
UQ mobile | 31,212円 |
OCNモバイルONE | 20,304円 |
LINEモバイル | 31,298円 |
※価格(2019年4月25日現在)はすべて税込。
契約時の条件などありデータSIMの場合は違いますが、通話SIMで新規の場合は上記の金額になります。
おすすめの使い方は、契約解除料がなくなる1年間だけ使い、その後は料金が安い格安SIMに変える方法。
約3,000円する新規契約手数料を差し引いても、楽天モバイルでスマホ本体を買った方がお得です。

基本的に楽天モバイルで売ってるスマホは他社よりも安いです。
楽天ポイントでさらに安くする
ボクの場合、キャンペーン時の価格でも少し高く感じたから、楽天ポイントを使って安くしました。
楽天モバイルは、普段の買い物で貯まった楽天ポイントを、スマホを購入する際に使えるんですよ。
ネットで買い物をする楽天を使う人は、貯まったポイントでさらに本体価格を安くしましょう。

楽天ポイントが使えなければ楽天モバイルを選ばなかったかもね。
楽天モバイルにした理由②『有名な企業が運営』
携帯電話のキャリアは、誰でも知っている大手企業(ドコモ・au・ソフトバンク)が運営するので安心感は抜群。
しかし、格安SIMの場合は運営している会社や運営母体が、あまり知られてないケースが多いです。
例えば、CMでよく耳にする「mineo」と「LINEモバイル」の会社や経営母体を、みなさんは知ってますか?
格安SIMの経営母体や主要株主
MVNO | 経営母体や主要株主 |
---|---|
楽天 | 楽天市場 |
mineo | 株式会社オプテージ (関西電力系列の大手電気通信事業者) |
UQ | KDDIグループ |
OCN | NTTコミュニケーションズ |
IIJmio | 株式会社インターネットイニシアティブ (日本で最初のISP) |
BIGLOBE | KDDI株式会社 |
イオン | イオングループ |
LINE | ネイバーとソフトバンク (合弁子企業) |
BIC | ビックカメラ |
nuro | ソニーネットワークコミュニケーションズ |
人気格安SIM10社の中には、mineoやIIJmioやLINEモバイルのように知らない会社があります。
しかし、楽天モバイルの場合はプロ野球やJリーグにチームを持つ巨大企業の楽天市場だから安心。
個人情報やクレジット情報の流失の心配があるので、よく知らない会社よりは楽天モバイルですね。

大手企業が母体ならサービスなども充実していますからね。
楽天モバイルにした理由③『楽天ポイントが貯まる』
ネットで買い物をする際、頻繁に楽天を使う人が楽天モバイルにすると、獲得ポイントがアップします。
ボクの場合はデータSIMだったので関係ないけど、通話SIMの場合は最大6倍のポイントのゲットが可能。
おまけに貯まったポイントをスマホの料金で使えるから、使い道のないポイントに使えてスゴく便利です。
最大6倍のポイントにする方法
すべての条件が揃えば、買い物をするとポイントが6倍になるので、楽天ユーザーの人は絶対におすすめです。
ちなみに、楽天モバイルの料金にもポイントが付与されますよ(スマホの料金は6倍になりません)。

月々の料金でポイントが貯まれば新しいスマホを買うときに使えますね。
楽天ポイントで料金を払う方法
期間限定ポイントで使う予定がない場合、捨てるのは勿体なのでポイントで料金を払いましょう。

期間限定ポイントは使えぬまま捨てることが多いのでこれは助かります。
しかし月額料金は他社に比べてやや高め
スマホの本体価格が安かったり、楽天ポイントで料金を安くできたり、楽天モバイルはメリットが多い。
特に楽天のヘビーユーザーの人は、たくさんポイントが貯まるので、他の格安SIMよりもかなりお得。
しかし、スマホ本体を買わずSIMだけ必要な人や楽天市場を使わない人は、あまりお得ではありません。
その証拠に同じプランで調べた場合、楽天モバイルや他の格安SIMよりも月額料金が割高なんです。
「通話SIM・3GBプラン」の月額料金を比較
MVNO | 通話SIM・3GB |
---|---|
楽天 | 1,600円 |
mineo | 1,510円 |
UQ | 1,680円 |
OCN | 1,800円 |
IIJmio | 1,600円 |
BIGLOBE | 1,600円 |
イオン | – |
LINE | 1,690円 |
BIC | 1,600円 |
nuro | – |
※すべて税抜で楽天モバイルのみ3.1GB。mineoはau回線の料金。
料金の安さは同額3位ですが、最安料金のmineoとは90円の差がありもう少し安くして欲しいです。
「データSIM・3GBプラン」の月額料金を比較
MVNO | データSIM・3GB |
---|---|
楽天 | 900円 |
mineo | 900円 |
UQ | 980円 |
OCN | 1,100円 |
IIJmio | 900円 |
BIGLOBE | 900円 |
イオン | – |
LINE | 1,110円 |
BIC | 900円 |
nuro | – |
※すべて税抜で楽天モバイルのみ3.1GB。
データSIMは通話SIMほど料金に開きはないけど、最も少ないプランが3.1GBまでしかありません。
実際に1カ月のデータ使用量を調べたら1GBから2GBぐらいなので、さすがに3GBは多過ぎます。

楽天モバイルに1GBのプランがあれば最高なんだけどなぁ。
初めての格安SIM・まとめ
ボクと同じように初めてスマホで格安SIMの場合は、安心の人気ブランド・楽天モバイルがおすすめ。
特に楽天市場のヘビーユーザーの人は、買い物をする度にたくさんポイントが貯まるからお得ですよ。
ただし、料金やプランに不満がある場合は最低利用期間だけ使い、他の格安SIMに乗り替えてください。
足かせなどがない場合の最低利用期間は12カ月で、12カ月以内に解約すると9,800円の契約解除料が必要。
最低利用期間はキャリアより短いので、楽天モバイルがダメだったら12カ月だけガマンをして乗り換えましょう。

格安SIMを選ぶ上で安さに勝るものはありませんね。
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