「格安SIMのmineoに乗り換えを検討してるけどメリットとデメリットはある?」
格安SIM人気ランキング上位のmineoに、キャリアから乗り換えを検討している人は多いでしょう。
確かにmineoはテレビのCMを多く流しており、格安SIMの中でも認知度が比較的に高いですから。
しかし、格安SIMを選ぶ際に必要なのは認知度ではなく、メリットとデメリットを比較した結果。
そこで本当にmineoが人気通りのおすすめ格安SIMなのか、メリットとデメリットを検証しました。
検証した結論を先に言うと、無難な格安SIMだから人気ランキングの上位にいるのかもしれません。
※表示されている料金は2023年6月現在(税抜)。
他社との月額料金と通信速度の比較
人気格安SIMのmineoの料金は、キャリアの回線の選び方を間違えなければ、かなり安く使えます。
料金プランは500MBから30GBまであり、こちらは他社と似たようなラインナップになっていました。
ちなみにmineoはトリプルキャリア対応だから、au・docomo・SoftBankからの乗り換えが可能ですよ。
『mineo』の通話SIMの料金プラン
プラン | au | docomo | SoftBank |
---|---|---|---|
500MB | 1,310円 | 1,400円 | 1,750円 |
3GB | 1,510円 | 1,600円 | 1,950円 |
6GB | 2,190円 | 2,280円 | 2,630円 |
10GB | 3,130円 | 3,220円 | 3,570円 |
20GB | 4,590円 | 4,680円 | 5,030円 |
30GB | 6,510円 | 6,600円 | 6,950円 |
mineoはトリプルキャリアに対応していますが、各社の料金はそれぞれ違う点に注意してください。
『mineo』のデータSIMの料金プラン
プラン | au | docomo | SoftBank |
---|---|---|---|
500MB | 700円 | 790円 | |
3GB | 900円 | 990円 | |
6GB | 1,580円 | 1,670円 | |
10GB | 2,520円 | 2,610円 | |
20GB | 3,980円 | 4,070円 | |
30GB | 5,900円 | 5,990円 |
データSIMの場合はauとdocomoが同じなのに対して、SoftBankは90円ほど高くなっています。
通話SIMの3GBプランで各社と比較
MVNO | 3GB | 通話料 |
---|---|---|
楽天 | 1,600円 | 10円/30秒 ※オプション |
mineo | 1,510円 | |
1,600円 | ||
1,950円 | ||
OCN | 1,800円 | |
UQ | 1,680円 | |
IIJmio | 1,600円 | |
BIGLOBE | 1,600円 | |
イオン | – | |
LINE | 1,690円 | |
DMM | 1,500円 | |
BIC | 1,600円 |
※mineoは上からau・docomo・SoftBankの順番。
au回線で契約すれば2番目に安い格安SIM。docomo回線なら他の同じでSoftBank回線なら最高値。
なお10円/30秒の通話料は、無料のサービス『mineoでんわ』を使った際の料金です。
他社と比べた際の通信速度
MVNO | 回線 | 7時 | 12時 | 19時 |
---|---|---|---|---|
楽天 | D | 1.4Mbps | 0.8Mbps | 1.7Mbps |
A | 0.2Mbps | 0.1Mbps | 0.7Mbps | |
mineo | ||||
D | 0.6Mbps | 0.2Mbps | 2.7Mbps | |
A | 0.6Mbps | 0.2Mbps | 8.9Mbps | |
S | 0.7Mbps | 0.2Mbps | 3.0Mbps | |
OCN | D | 1.0Mbps | 0.3Mbps | 1.2Mbps |
UQ | A | 12.6Mbps | 11.1Mbps | 15.2Mbps |
IIJmio | ||||
D | 0.5Mbps | 0.3Mbps | 1.4Mbps | |
A | 0.1Mbps | 0.1Mbps | 0.6Mbps | |
BIGLOBE | ||||
D | 1.1Mbps | 0.5Mbps | 8.3Mbps | |
A | 6.5Mbps | 0.7Mbps | 9.4Mbps | |
イオン | ||||
D | 0.4Mbps | 0.3Mbps | 2.7Mbps | |
A | 0.1Mbps | 0.1Mbps | 0.8Mbps | |
LINE | ||||
D | 0.9Mbps | 0.2Mbps | 0.9Mbps | |
A | 22.1Mbps | 1.6Mbps | 16.6Mbps | |
S | 0.7Mbps | 0.2Mbps | 3.0Mbps | |
DMM | D | 0.5Mbps | 0.3Mbps | 1.3Mbps |
BIC | D | – | – | – |
※2019年7月の平日調べ。Aはau・Dはdocomo・SはSoftBank。
UQモバイル・BIGLOBEモバイル・LINEモバイル(A)は他社よりも早いけど、あとは似たような速度です。
人気格安SIM『mineo』のメリット
人気格安SIMのmineoのメリットは4点ほど見つかり、特に2番目の料金は他社よりも優れています。
料金を抑えるために格安SIMへ乗り換える人が多いので、これは大きなメリットと言えるでしょうね。
ちなみに、他社と同じくmineoも余ったデータ量を翌月に繰り越せるので、ご安心ください。
トリプルキャリアに対応している
mineoは、au回線・docomo回線・SoftBank回線がそれぞれ使える数少ないトリプルキャリアの格安SIM。
面倒なSIMロックの解除をしなくても、キャリアから乗り換えられる点は大きなメリットです。

SIMロック解除が面倒な人はメリットですね。
au回線を使えば料金が安く済む
MVNO | 料金 | 回線 |
---|---|---|
mineo | 1,510円 | au |
1,600円 | docomo | |
1,950円 | SoftBank |
mineoのau回線にすると、スタンダードな通話SIMの3GBプランがDMMモバイルの次に安く済みます。
通話SIMの3GBプランは1,510円は安いから、少しでも料金を安くできる点がmineoのメリットです。

DMMモバイルは潰れるから実質1位の安さですね。
同ユーザーとデータを分け合える
mineoにはパケットシェアやフリータンクを使うと、家族やユーザー同士でデータ量を分け合えます。
データ量を使い過ぎた際に分けてもらえるなら、別途でデータ量を買わず済む点がメリットです。

0円でデータ量をもらえるのはありがいたですね。
解約する際の違約金が発生しない
MVNO | 違約金 |
---|---|
楽天 | 9,800円 |
mineo | 0円 |
OCN | 8,000円 |
UQ | 9,500円 |
IIJmio | 1,000円~12,000円 |
BIGLOBE | 8,000円 |
イオン | 0円 |
LINE | 9,800円 |
DMM | 9,000円 |
BIC | 1,000円~12,000円 |
他社は解約する際の違約金が1,000円から12,000円までかかるけど、mineoとイオンモバイルは1円も要りません。
契約したあとmineoのデメリットに気がついても、違約金を払わず0円で解約できるのはメリットです。

実際に使ってダメだったときでも安心です。
人気格安SIM『mineo』のデメリット
人気格安SIMのmineoのメリットは4点ほど見つかりましたが、真逆のデメリットも4点ほどありました。
キャリアから格安SIMへ乗り換える際、スマホを新しく買いたい人にはデメリットを強く感じるでしょう。
あと解約する際の違約金が要らない代わりに、別の違約金が必要かもしれないので注意が必要です。
使用する回線によって料金が違う
MVNO | 料金 | 回線 |
---|---|---|
mineo | 1,510円 | au |
1,600円 | docomo | |
1,950円 | SoftBank |
mineoはトリプルキャリアに対応しているけど、その代わり料金がそれぞれ違う点に注意が必要。
au回線は他社よりも安いけど、SoftBank回線は他社と比べたら一番に高くなるのがデメリットです。

SoftBankは高いので使うのは止めましょう。
SIMとスマホのセット割引がない
楽天モバイルやOCN モバイル ONEなどは、SIMとスマホのセット割引がありますがmineoは違います。
mineoはスマホとのセット割がないので、他社よりスマホ本体を安く買えないのがデメリットです。

新しいスマホが欲しい人は他社をおすすめします。

他社のようなキャンペーンをやらない
BIGLOBEモバイルやIIJmioは、料金などが安くなるキャンペーンをしていますがmineoは違います。
基本的にmineoはキャンペーンをやらないから、期間限定で料金を安く抑えたい人にはデメリットです。

キャンペーンをやっても6GB以上のプランです。

MNP転出時契約解除料を取る場合がある
mineoは解約する際の違約金が発生しませんが、別にMNP転出時契約解除料を取る場合があります。
利用開始月の翌月から12カ月以内に、MNPで他社へ転出すると9,500円も取られるのがデメリットです。

MNP転出時契約解除料は違約金と同じですね。

『mineo』はおすすめできる格安SIMなのか?
メリットとデメリットを天秤にかけた際、どちらが重いかでmineoと契約するかを決めてください。
フリータンクやパケットシェアは、ライトユーザーに必要ないサービスだからメリットではないかも。
トリプルキャリアはLINEモバイルにもあり、こちらは料金がすべて同じだから大きなメリットとは言えない。
総合的に考えると、今までのスマホを使うかスマホを新しく買うか、この2点で決めるべきでしょうね。
今までのスマホを使う人はmineoを選び、新しくスマホを買うならOCN モバイル ONEをお選びください。
au回線で新しくスマホを買わないなら『mineo』
今までのスマホでau回線を使う場合、人気の3GBプランが最も安いmineoに乗り換えるのがおすすめです。

月額1,510円は他社よりも圧倒的に安いですからね。
新しくスマホを買うなら『OCN モバイル ONE』
他社から乗り換える際に新しくスマホを買うなら、スマホが安いOCN モバイル ONEをがおすすめです。

OCN モバイル ONEはスマホがめちゃくちゃ安いです。
『mineo』のメリットとデメリット・まとめ
mineo最大のメリットはau回線を使用した際の料金で、月額料金は他社よりも圧倒的に安いこと。
他社は通話SIMの3GBプランが1,600円ぐらいだけど、mineoなら90円も安い1,510円で契約できます。
デメリットは他社にあるSIMとスマホのセット割引がないことで、これはかなり大きいかもしれません。
SIMとスマホをセットで契約したい人は、スマホが最も安く買えるOCN モバイル ONEにしましょう。
それを踏まえるとmineoで契約した方が良い人は、スマホを新しく買わずにau回線を使う人ですね。

セット割引があったらmineoが最強かもね。
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