「格安SIMの中でLINEモバイルはどうなんだろう?」
ボクが格安SIMをどのMVNOにしようか迷っていたとき、LINEモバイルも候補に入っていました。
連絡手段の大半はLINEを使ってるので、月額料金を抑えるならLINEモバイルがベストと思ったんです。
しかし、他のMVNOと比較したりプランを精査した結果、デメリットが3つもあったので候補から除外。
LINEモバイルに乗り換えるか検討している人は、ご紹介するデメリットを知った上で決めてください。
ご紹介する3つのデメリットが気にならない人だけ、キャリアからLINEモバイルに乗り換えましょう。
1つ目のデメリットは低速モードがないこと
LINEモバイルの最も大きいデメリットは、他の格安SIMで使えるはずの低速モードが存在しないこと。
低速モードとは、速度が遅い代わりにデータ量を消費しないから格安SIMユーザーにありがたい機能。
要は低速モードにしていると、どんなにネットやSNSを使ってもデータ量が全く減らないんですよ。
キャリアにはない機能なので、この低速モードが格安SIMの売りと言っても過言ではありません。
そんな低速モードが存在しないなんて、LINEモバイルはなにを考えているのでしょうか?
SNSはカンウトフリーは3GB以上から
LINEモバイルは低速モードがない代わりに、データ量を消費せず4つのSNSが使えます。
ただし、プランによっては「LINE」しか該当せず、デメリットなことに変わりありません。
容量 | LINE | インスタ | ||
---|---|---|---|---|
1GB以下 | ○ | × | × | × |
3GB以上 | ○ | ○ | ○ | ○ |
3GBプラン以上なら4つのSNSをすべてデータ量を使用せず使えますが、1GBプランで使えるのはLINEのみ。
1GBプランで4つのSNSがすべて使えるならお得だけど、1つしか使えないのでお得感はありません。

低速モードは格安SIMとキャリアが最も違う点ですからね。
2つ目のデメリットはスマホが安く買えないこと
格安SIMへ乗換える際に、持っているスマホをそのまま使い続けるならデメリットではありません。
しかし、乗り換えの際に新しくスマホも買いたい場合は、LINEモバイルにするとデメリットです。
以前の記事でも比較しましたが、LINEモバイルはスマホ本体の販売価格が他のMVNOよりも高い設定。
スマホの寿命は4年から5年ぐらいなので、価格が高いと月額料金の安さを実感できないでしょう。
ボクも新しくスマホを買う必要があったので、LINEモバイルを選びませんでした。
スマホは他のMVNOよりも割高
実際にLINEモバイルでスマホを購入する場合、どのくらいの価格になるか調べました。
下の表は人気のあるHUAWEIの3つの機種を、通話SIMとセットで販売している価格です。
MVNO | P20 lite | nova lite 3 | nova 3 |
---|---|---|---|
楽天![]() | 12,980円 | 9,780円 | 49,680円 |
mineo![]() | 29,400円 | 24,000円 | 49,800円 |
OCN![]() | 18,800円 | 14,800円 | 34,800円 |
19,800円 | 22,800円 | 49,800円 | |
LINE![]() | 28,980円 | 26,880円 | – |
上記を見るとLINEモバイルのスマホは、他のMVNOよりも割高の傾向にありお得ではありません。
スマホを新しく購入するなら、比較的に安く買える楽天モバイルやOCN モバイル ONEを選びましょう。

楽天モバイルと比較したら価格が2倍以上も違いました。
3つ目のデメリットは親会社に良い印象がないこと
格安SIMと契約する際は、個人情報やクレジットカードを入力する必要があり会社の信用度も重要。
個人情報の流用はないだろうけど、万が一のことを考えて信頼できる格安SIMと契約するべきです。
そこで格安SIMの運営会社などを精査したら、LINEモバイルの親会社が怪しかったので除外しました。
個人的な意見なので3つ目は無視しても大丈夫ですが、気になる人は契約しない方が良いでしょう。
ちなみにボクが契約した楽天モバイルとは、会社の規模も信用度も全く違います。
LINEモバイルの親会社は不安
LINEモバイルは誰でも知っているLINEだけど、問題なのはLINEを運営している会社の方。
ボクの気にし過ぎかもしれませんが、wikiで調べた結果を見るとあまり信用はできません。
LINEモバイル(英: LINE MOBILE Corporation)は、東京都新宿区に拠点を置く日本のMVNOである。ネイバーグループのLINEとソフトバンクグループのソフトバンクの合弁子企業である。
ネイバーグループとは、「NAVERまとめ」などを運営している会社で、個人的に好きではありません。
NAVERまとめは著作権を無視して作られた記事が多く、そんな会社に個人情報を預けるのは無理でした。

大きな声では言えないけど「〇〇企業」なのも理由の1つです。
LINEモバイルのデメリットをクリアした格安SIMは?
LINEモバイルのデメリットをクリアした格安SIMは、上記の3つがすべて当てはまらないとダメです。
特に格安SIMへ乗り換える際、新しくスマホを買いたい人はスマホが高いと節約にはなりませんからね。
そこでLINEモバイルを除いた人気格安SIM9社から、上記の3つをクリアしている格安SIMを探しました。
デメリットをクリアした格安SIM
MVNO | ① | ② | ③ |
---|---|---|---|
楽天 | ○ | ○ | ○ |
mineo | ○ | × | ○ |
UQ | ○ | × | ○ |
OCN | ○ | ○ | ○ |
IIJmio | ○ | ○ | △ |
BIGLOBE | × | ○ | ○ |
イオン | ○ | × | ○ |
BIC | ○ | × | ○ |
nuro | × | × | ○ |
※①低速モードがある。②スマホが安く買える。③健全な会社である。
すべてをクリアしたのは、楽天モバイル・OCN モバイル ONEの2社しかなく次点でIIJmioが該当。
今回は対象外だったけど、料金を条件に加えたら楽天モバイルと次点のIIJmioが良いかもしれません。

意外とIIJmioが良いかもしれませんね。
LINEモバイルのメリットはSNSカウントフリー
すでにご紹介しましたが、LINEモバイルは低速モードがない代わりにSNSがカウントフリーです。
Twitter・Facebook・Instagramがカウントフリーになるので、SNSをたくさん使う人にはメリット。
主要SNSをカウントフリーを基本料金で使えるなら、低速モードがなくても大丈夫かもしれません。
SNSカウントフリーになるプラン
プラン | 通話SIM | データSIM |
---|---|---|
3GB | 1,690円 | 1,110円 |
5GB | 2,220円 | 1,640円 |
7GB | 2,880円 | 2,300円 |
10GB | 3,220円 | 2,640円 |
※LINEモバイルのデータSIMはSMS付き(3GB以上)
3GBプランの平均料金は1,600円ぐらいなので、ちょっと高いけどSNSカウントフリーなら許容範囲かも。
以前はDMMモバイルにSNSカウントフリーがあったけど、今はLINEモバイルしかないサービスです。

SNSカウントフリーはデメリットを凌駕するかも。
LINEモバイルを選んではいけない3つの理由・まとめ
ボクの場合は3つのデメリットが理由で、格安SIMを選ぶ際にLINEモバイルを候補から外しました。
特に1つ目のデメリットの低速モードがないことは、格安SIMを選ぶ際に致命的と言って良いでしょう。
4つのSNSがカウントフリーでも他のサイトを見る場合、低速モードがあるとないではかなり違います。
しかし、逆に言えば低速モードでSNSを見る人は、LINEモバイルのカウントフリーはかなりのメリット。
LINEモバイルを選ぶかどうかは、1日に主要SNSをどのくらい使うかでの決めるのが良いかもしれません。

SNSカウントフリーがLINEモバイルの生命線ですね。
コメント