「格安SIMへ乗り換えを検討しているけどベストなタイミングが知りたい!」
格安SIMへ乗り換えるにはいろいろな条件があり、タイミングを間違えると出費が増えてしまいます。
違約金・MNP転出料・契約手数料・SIM発行手数料など、各種の手数料が必要になるかもしれません。
しかし、総務省のお達しで違約金が安くなるらしく、今後は乗り換えるタイミングが変わるんです。
そこでキャリアから格安SIMへ乗り換えを検討している方に、ベストなタイミングを調べました。
答えとしては2019年8月の段階だとまだ時期尚早だから、しばらくは静観するのが良いでしょうね。
※表示ている料金はすべて税抜です。
2年縛りがあると乗り換えに最大15,900円が必要
キャリアから格安SIMへ乗り換える際、最も厄介なのが2年縛りで途中で解約すると9,500円も必要。
さらに乗り換える際は、MNP転出料・新規契約事務手数料・SIM発行手数料も必要なので出費が増えます。
簡単に計算すると1万円を超えてしまうから、解約するタイミングを間違えるとかなり損をするでしょう。
各種手数料の合計金額
違約金 | 9,500円 |
---|---|
MNP転出料 | 3,000円 |
契約事務手数料 | 3,000円 |
SIMカード発行料 | 400円 |
合計 | 15,900円 |
※対象の格安SIMでMNP転出料はauかSoftBank。
2年縛りがある状態でキャリアから格安SIMに乗り換える場合、最大で15,900円も必要なんです。
格安SIMはキャンペーンで契約事務手数料などを無料にしますが、それでも1万円以上はかかります。

乗り換えるだけなのに15,000円も払うのはキツいです。
現状でベストな乗り換えるタイミングとは?
2019年8月現在でキャリアから格安SIMへ乗り換える際、2年縛りの残り期間の長さで決めること
そこでキャリアの料金が2,980円、乗り換える格安SIMの料金が1,600円の場合の差額を調べました。
MNP転出料・契約事務手数料・SIMカード発行料は絶対に必要なので、違約金の9,500円がポイント。
キャリアと格安SIMの料金の差額が9,500円を超えた期間の場合、乗り換えても損ではありません。
タイミングは残り7カ月以上
残り | キャリア | 格安SIM | 差額 |
---|---|---|---|
1カ月 | 2,980円 | 1,600円 | 1,380円 |
2カ月 | 5,960円 | 3,200円 | 2,760円 |
3カ月 | 8,940円 | 4,800円 | 4,140円 |
4カ月 | 11,920円 | 6,400円 | 5,520円 |
5カ月 | 14,900円 | 8,000円 | 6,900円 |
6カ月 | 17,880円 | 9,600円 | 8,280円 |
7カ月 | 20,860円 | 11,200円 | 9,660円 |
2年縛りの残りが7カ月以上の場合、違約金の9,500円を超えるから乗り換えても損ではありません。
逆に6か月以下は違約金が差額を上回るので、2年縛りが切れるタイミングまで待った方が良いです。

これは今現在の段階でこれからはちょっと違います。
2年縛りの違約金が1,000円以下になるらしい
総務省は6月11日に開催された「モバイル市場の競争環境に関する研究会」で、事前に報じられていたとおり2年契約の違約金を9,500円から1,000円以下にすること、さらに2年契約あり/なしのプランの価格差が月額170円に抑える方針を明らかにしたようだ。
出典:総務省、違約金1,000円に値下げも月額料金は1,000円以上値上げか
URL:https://mobilelaby.com/blog-entry-somusho-neage-201906.html
乗り換えの足かせになっていた違約金が、総務省のお達しで1,000円以下になると分かりました。
いつから適用されるのかは不透明だけど、ネットの噂では早くて2019年の秋とも言われています。
2年縛りが残っている人はもう少しだけガマンをすると、9,500円が1,000円以下になるかもしれません。
キャリアの料金が上がるかもしれない
違約金の9,500円が1,000円以下になると、容易に乗り換えられるのでキャリアは戦々恐々なはずです。
乗り換える人が増えて収益が減ることも考えられるから、再び料金の見直しがあるかもしれません。
違約金の改定と料金の見直しを含めれば、キャリアから格安SIMへの乗り換える人が増えるでしょうね。

いつ1,000円になるか早く決めて欲しいですね。
違約金が下がると格安SIMのキャンペーンが増える?
違約金が1,000円以下になれば負担が減り、キャリアから格安SIMへの乗り換えが増えると予想されます。
そうなると格安SIM各社で顧客の取り合いが始まるから、必ず値下げキャンペーンを行うはずです。
各社で月額料金を下げたり契約手数料を無料にしたり、顧客の獲得のためにいろいろと策を講じでしょうね。
まずは自分に合う格安SIMを探す

人気格安SIM10社には特徴があるので、スマホの価格・通信速度・月々の料金などから見つけましょう。
ただし、DMMモバイルは楽天モバイルに買収されたので、今後どうなるか不透明だからご注意ください。

格安SIM間の乗り換えは最低利用期間があるのでご注意ください。

『mineo』で契約したい人は要注意
過去に行われた格安SIMのキャンペーンを見る限り、mineoを検討されている方は注意が必要です。
mineoの場合、料金の安いプランでキャンペーンを行わないから、待っていても意味がありません。

mineoは3GBプラン以下もキャンペーンをやって欲しいです。
キャンペーンが多い格安SIM
キャンペーンを多くやっている格安SIMは、OCN モバイル ONE・BIGLOBE・IIJmioの3社です。
この3社は月々の料金が安くなったり契約手数料が無料になったり、人気のキャンペーンが多いので注視しましょう。

OCN モバイル ONEはスマホ本体も安く買えますよ。
格安SIMへ乗り換えるタイミング・まとめ
2019年8月の段階で違約金が気になる人は、まだ格安SIMへ乗り換えるタイミングではありません。
最近はキャリアも料金を安くしたので、2年縛りが6カ月以下だった場合は乗り換えても損ですよ。
ただし、違約金が1,000円以下になったらいつでも乗り換えて良いので、損得勘定をしなくて大丈夫。
今後は料金が安くなったり契約手数料が無料になったり、キャンペーン時に乗り換えるのがポイント。
OCN モバイル ONE・BIGLOBE・IIJmioの3社は、キャンペーンが多いので普段からチェックを忘れずに。

違約金が1,000円以下になったら各社のキャンペーンが楽しみです。
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