「キャリアから格安SIMへ乗り換える際に何か注意点はある?」
増税の前に食料品の値上げが多いく家計が大変だから、格安SIMへ乗り換えを検討している人も多いはず。
格安SIMは料金が安いので家計の負担が減るけど、事前に注意点を知らないと大損するかもしれません。
他にもキャリアの方が良かったとあとで気づいても、すでに手遅れだから事前に知らないとダメです。
格安SIMに興味がある人は、ご紹介する5つの注意点をよく理解した上で、キャリアから乗り換えましょう。
キャリアメールが使えなくなる
格安SIMへ乗り換えると、以前のようにキャリアメールが使えなくなるので注意してください。
特にキャリアメールを各サービスの登録で使っている場合、変更しないとメールが届きません。
乗り換える前にSNSなどへ登録しているメールアドレスを、Gmailなどにしましょう。
またキャリアメールのようにGmailを使いたい場合は、プッシュ通知の設定をすれば大丈夫です。
Gmailでプッシュ通知使う方法

上記の記事を参考にプッシュ通知の設定をすれば、キャリアメールのように知らせてくれます。
キャリアメールが使えなくて心配な人は、Gmailなどフリーメールで代用できるから大丈夫ですよ。

今はLINEがメインなので頻繁にメールは来ませんよね?
キャリアよりも通信速度が遅くなる
格安SIMはキャリアから回線を借りているので、基本的に通信速度がキャリアよりも遅いです。
キャリアは自社のユーザーを最優先するので、回線を貸している格安SIMのユーザーは二の次。
キャリアの速度に慣れている人は、格安SIMの速度が遅いと感じるかもしれませんね。
友達に格安SIMを使っている人がいたら、スマホを借りてよく見るサイトで速度チェックしましょう。
キャリア3社と格安SIMの通信速度
通信会社 | 07時 | 12時 | 19時 |
---|---|---|---|
docomo | 17.82Mbps | 6.77Mbps | 12.31Mbps |
au | 9.90Mbps | 12.61Mbps | 10.86Mbps |
SoftBank | 12.29Mbps | 11.07Mbps | 10.79Mbps |
楽天 | 6.05Mbps | 7.65Mbps | 1.02Mbps |
mineo | 7.08Mbps | 0.49Mbps | 0.99Mbps |
UQ | 10.09Mbps | 12.14Mbps | 12.08Mbps |
楽天モバイルとmineoはキャリアに比べるとかなり遅いけど、UQモバイルはキャリア並の速度が出ます。
格安SIMと契約する際に通信速度を重視する人は、速度が一番に速いUQモバイルを選びましょう。

UQモバイルは格安SIMの中で断トツに速いです。

解約時期を間違えると解除金が発生
キャリアの2年契約がある人は解約時期を間違えると、解除金を取られる可能性が高いです。
解除金は格安SIMの料金だと約5カ月分に相当するから、タイミングを間違えいるとかなりの痛手。
契約時期が分からない場合は、契約しているキャリアのサービスへ電話して聞きましょう。
せっかく格安SIMへ乗り換えても解除金が高く付いてしまうと、全く節約にはなりませんからね。
2年契約の解除金と更新期間
キャリア | 2年契約の解除 | 更新期間 |
---|---|---|
docomo | 9,500円 | 3カ月 |
au | 9,500円 | 3カ月 |
SoftBank | 9,500円 | 3カ月 |
各キャリアとも2年契約の24カ月目と更新した2カ月目までが、無料で解約できる期間と定めています。
例えば2019年の1月に2年契約をした場合、2020年12月から2012年2月までは解除金が不要です。

契約が切れるタイミングを事前に確認しましょう。
持っているスマホが使えない可能性がある
キャリアのスマホで格安SIMへ乗換える場合、スマホの種類によっては使えない場合があります。
格安SIMに乗り換えてから気が付いても手遅れなので、必ず事前に格安SIMでチェックしましょう。
他にもSIMロック解除をしないと、格安SIMで使えない場合がありこちらも注意が必要。
ただし、キャリアと同じ回線を使う格安SIMへ乗り換える場合は、SIMロックの解除は必要ありません。
※auのVoLTE対応機種の場合は同じau回線でもSIMロック解除が必要です。
格安SIMで使えるか確認する方法
MVNO | 検索方法 |
---|---|
楽天 | 動作確認済み端末検索 |
mineo | 動作確認済み端末一覧 |
OCN | 動作確認済み端末一覧 |
UQ | 動作確認端末一覧 |
IIJmio | 動作確認済み端末一覧 |
BIGLOBE | 動作確認端末 |
イオン | 動作確認端末一覧 |
LINE | 動作確認済み端末検索 |
DMM | 動作確認端末一覧 |
BIC | 動作確認済み端末 |
格安SIMのサイトに、キャリアのスマホが使えるか書いてあるので、事前に調べれば大丈夫です。
分からない場合は、電話・メール・チャットで対応してくれるので、心配なら必ず聞きましょう。
SIMロック解除のお手続き
キャリア | 解除方法 |
---|---|
docomo | SIMロック解除の手続き |
au | SIMロック解除のお手続き |
SoftBank | ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する |
SIMロック解除の方法は、各キャリアの店舗に行かなくても、サイトから解除の手続きも可能です。
土日の店舗は場所によって1時間ぐらい待たされるから、忙しい人はサイトから解除しましょう。
SIMロック解除のタイミング
購入方法 | 解除時期 | 備考 |
---|---|---|
一括 | 即日 | – |
購入から101日目以降 | 端末購入サービスを利用した場合 | |
分割 | 購入から101日目以降 | – |
支払いの確認後 | スマホ代を全額返済した場合 |
なおSIMロック解除の履歴がある場合は、前回のSIMロック解除から101日経過している必要があります。

SIMロック解除には一定の条件があるのでご注意ください。
乗り換える際にMNP転出料が掛かる
キャリアでの電話番号をそのまま使いたい場合は、乗り換える際にMNP転出料が掛かります。
乗り換えの際に新しい電話番号にするのも有りだけど、各種登録が以前の電話番号だと変更が大変。
例えばGmailやLINEなどは、SMSを使い確認をするから電話番号は変えない方が良いかも。
MNP転出と各種登録の変更の手間を考えたら、お金を払ってでも以前の電話番号を使いましょう。
各キャリアのMNP転出料
キャリア | MNP転出料 |
---|---|
docomo | 3,000円 |
au | 2,000円 |
SoftBank | 3,000円 |
MNP転出時に2千円から3千円が発生して、さらに格安SIMと契約する際にも手数料が掛かります。
格安SIMの契約手数料は3千円ぐらいなので、キャリアから乗り換えると5千円から6千円が必要です。

特定の格安SIMはキャンペーンで契約手数料が無料になります。

キャリアから格安SIMへ乗り換える際の注意点・まとめ
5つの注意点を理解した上で、キャリアから格安SIMへ乗り換えれば、損をすることはないでしょう。
注意点を知らずに乗り換えた場合、もしかすると解除金を9,500円も取られるかもしれませんから。
他にもキャリアメールを登録している場合は、事前にGmailなどへ変更した方が良いですよ。
格安SIMへの乗り換えは意外とやることが多いので、事前に各種の登録や変更をおすすめします。

5つの注意点に問題がなかったら乗り換えましょう!
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