「BIGLOBEモバイルと他の格安SIMを徹底的に比較したらメリットだらけだった!」
当初のBIGLOBEモバイルには、他社と比べて突出したウリない格安SIMで良い印象は持っていませんでした。
しかし、他社と比較したら平均的な格安SIMだけど、実はそこがBIGLOBEモバイルのメリットだったんです。
料金・通信速度・キャンペーン・スマホ価格の4点を見れば、BIGLOBEモバイルの良さが分かるはず。
そこで格安SIMをご検討の方に、他社と比べて予想外に良かったBIGLOBEモバイルのメリットをご紹介します。
バランスの取れたBIGLOBEモバイルはメリットだらけなので、乗り換えを検討の方は候補に入れましょう。
※表示されている金額は2019年8月現在(税抜)。
メリット①『平均より安い料金設定』
格安SIMで最も重視するのは料金で、一番人気の3GBプランが平均的な料金じゃないとかなり厳しい。
そこで人気格安SIM10社から3GBプラン料金の平均を出したところ、約1,620円だったのでこれが基準。
料金が1,620円を上回る場合はそれだけの価値がないと、格安SIMとしてはおすすめできませんね。
ちなみにBIGLOBEモバイルの料金は約1,620円をクリアしており、おすすめできる格安SIMでした。
人気格安SIM10社の3GBプラン料金
MVNO | 通話SIM |
---|---|
楽天 | 1,600円 |
mineo | 1,510円 |
UQ | 1,680円 |
OCN | 1,800円 |
IIJmio | 1,600円 |
BIGLOBE | 1,600円 |
イオン | – |
LINE | 1,690円 |
DMM | 1,500円 |
BIC | 1,600円 |
※楽天モバイルは3.1GB。mineoはau回線での料金。
BIGLOBEモバイルの料金は平均より20円も安い1,600円だから、格安SIMを選ぶ基準に達しています。
ちなみに、BIGLOBEモバイルはdocomoとauの2回線から選べるので、こちらも平均的な格安SIMです。

BIGLOBEモバイルは1GBプラン(1,400円)もあります。
メリット②『意外と通信速度が良い』
重いサイトや動画を見る人は通信速度が良くないと、イライラするので気になる人も多いでしょう。
実際にボクは楽天モバイルを使ってますが、混雑時はSNSを見るだけでも少し時間が掛かります。
仮にSNSを見る程度なら大丈夫な人でも、緊急時の情報を知りたいときに通信速度が遅いのは大問題。
そこで人気格安SIM10社の通信速度を調べた結果、予想外にBIGLOBEモバイルが良かったんですよ。
人気格安SIM10社の通信速度
MVNO | 回線 | 朝 | 昼 | 夜 |
---|---|---|---|---|
楽天 | D | 1.8Mbps | 0.8Mbps | 2.2Mbps |
A | 0.6Mbps | 0.2Mbps | 1.0Mbps | |
mineo | D | 1.1Mbps | 0.2Mbps | 4.7Mbps |
A | 1.3Mbps | 0.2Mbps | 5.9Mbps | |
S | 1.5Mbps | 0.4Mbps | 5.0Mbps | |
OCN | D | 1.4Mbps | 0.2Mbps | 1.9Mbps |
UQ | A | 14.8Mbps | 13.6Mbps | 10.8Mbps |
IIJmio | D | 2.7Mbps | 0.3Mbps | 2.3Mbps |
A | 1.1Mbps | 0.3Mbps | 1.8Mbps | |
BIGLOBE | D | 12.8Mbps | 0.5Mbps | 12.0Mbps |
A | 8.8Mbps | 0.9Mbps | 9.0Mbps | |
イオン | D | 1.8Mbps | 0.3Mbps | 1.7Mbps |
A | 1.2Mbps | 0.3Mbps | 1.2Mbps | |
LINE | D | 1.3Mbps | 0.2Mbps | 4.4Mbps |
A | 21.0Mbps | 2.0Mbps | 4.3Mbps | |
S | 2.1Mbps | 0.6Mbps | 1.7Mbps | |
DMM | D | 1.9Mbps | 0.3Mbps | 3.5Mbps |
BIC | D | – | – | – |
※通信速度は8月の平日調べ(格安SIMの通信速度計測を参照)。
朝・昼・夜の速度が5Mbp以上の格安SIMはUQモバイルがトップで、次に速いのがBIGLOBEモバイル。
お昼はさすがに遅いけど、朝と夜の速度が出ていれば動画を見る際にイライラすることはないでしょう。

BIGLOBEモバイルは予想外に速度が出ていました。
メリット③『キャンペーンが多い』
キャリアから格安SIMへ乗り換えるにはそこそこ面倒なので、手間賃を欲しい人がいるかもしれません。
そんな人たちは新規契約のキャンペーン中に乗り換えると、初期費用や月額料金をかなり料安くできます。
キャンペーンで初期費用や月額料金が安くなれば、面倒な乗り換えもガマンできるでしょうからね。
ちなみにBIGLOBEモバイルは、2019年9月30日23時59分まで下記の2つのキャンペーンを実施中です。
通話SIM+スマホセット特典のキャンペーン
- 全スマホを対象に端末の月額料金を24カ月間も値引き。
- 対象の端末をセットで購入するとGポイントを還元を増額。
- 初期費用の3,394円(申し込み手数料とSIMカード準備料)が0円。
- エンタメフリー・オプション動画や音楽をデータ通信量の制限なくお楽しみいただけるオプション。の同時申し込みで最大3カ月間が無料。
1番目の特典は仮に『AQUOS sense2(au回線)』の場合、600円×24カ月の値引きで合計14,400円も安く買えます。
2番目の特典は公式サイト限定で還元が増額されており、例えば『AQUOS sense2』だと合計8,000円相当の還元。
3番目の特典はWeb限定で初期費用が0円になり、乗り換えに必要な費用はMNP転出料ぐらいしかありません。
4番目の特典は通話SIMとエンタメフリー・オプションを同時に申し込むと、月額料金480円が最大3カ月も無料。

これだけのキャンペーンがある格安SIMは珍しいです。
セレクトプラン値引き特典(SIMのみ)キャンペーン
- Web限定で初期費用の3,394円が0円。
- 1カ月目から6カ月目まで1,200円の割引。
- 7カ月目から18か月目までは500円の割引。
1番目の特典は初期費用(申し込み手数料とSIMカード準備料)が0円になり、あと必要なのはMNP転出料のみ。
2番目の特典は契約した月の翌月から6カ月目まで月額料金から1,200円が割引されて、合計7,200円の節約できます。
3番目の特典は7カ月目から18か月目まで月額料金から500円が割引されて、合計6,000円の節約ができます。

結果的に初期費用を合わせると16,594円もお得です。
メリット④『スマホが安く買える』
キャリアから格安SIMへ乗り換える際、せっかくだからスマホを新しく買い換えたい人もいるでしょう。
スマホを白ロムで購入する方法もありますが、通話SIMとセットにした方が絶対に安く買えますよ。
そこでスマホを安く買える格安SIMを調べたら、ご承知の通りBIGLOBEモバイルは安く売っていました。
ちなみに、ほぼ定額でスマホを販売している格安SIMもあるから、購入の際は価格に注意してください。
人気格安スマホの本体価格
機種 | 金額 |
---|---|
AQUOS sense2 | 18,720円 |
ZenFone Max Pro (M2) | 24,960円 |
Motorola moto g7 | 19,920円 |
AQUOS R2 compact | 58,800円 |
HUAWEI nova lite 3 | 16,080円 |
※AQUOS sense2の金額はau回線で契約した場合。
前述のキャンペーンを利用すると、通常の価格より最大14,400円もスマホを安く買えるからお得です。
仮に価格を他社と比べた場合、格安SIMで最も安く買えるOCN モバイル ONEと遜色はありません。

キャンペーンを利用すればかなり安くスマホを買えますね。
人気の『AQUOS sense2』で価格を比較
MVNO | 通話SIM |
---|---|
楽天 | 9,880円 |
mineo | 33,000円 |
UQ | 31,644円 |
OCN | 21,800円 |
IIJmio | 19,800円 |
BIGLOBE | 18,720円 |
イオン | 32,800円 |
LINE | 34,800円 |
DMM | 32,800円 |
BIC | ‐ |
人気の『AQUOS sense2』の場合、キャンペーンを考慮してもBIGLOBEモバイルは楽天モバイルの次に安い。
楽天モバイルは通信速度が遅いのでトータル的なバランスを考えれば、BIGLOBEモバイルがお得ですね。

3万円台の格安SIMはほとんど割引してないのかも。
デメリット①『低速モードの切り替えがない』
データ量が余るならデメリットではありませんが、少し足りない人は低速モードがないとかなり不便。
低速モードがないのはキャリアの使い方と同じだから、全く気にならない人はスルーしてください。
逆に格安SIMの売りは低速モードなので、切り替えができないと困る人は違う格安SIMにしましょう。
ちなみに、人気格安SIM10社で低速モードに切り替えられないのは、BIGLOBEモバイルを含む3社です。
低速モードへの切り替えの有無
MVNO | 切り替えの有無 | スピード |
---|---|---|
楽天 | ○ | 200kbps |
mineo | ○ | 200kbps |
UQ | ○ | 300kbps |
OCN | ○ | 200kbps |
IIJmio | ○ | 200kbps |
BIGLOBE | × | – |
イオン | ○ | 200kbps |
LINE | × | – |
BIC | ○ | 200kbps |
nuro | × | – |
低速モードへの切り替えがないのは、BIGLOBEモバイル・LINEモバイル・nuroモバイルの3社でした。
ちなみに、低速モードへの切り替えは手動なので、面倒くさいと思う人は必要ないかもしれません。

現段階で低速モードを導入する予定はないそうです。
キャリアの1GBプランを使う人なら大丈夫
キャリアの1GBプランを使う人は格安SIMだと3GBもあるから、低速モードがなくて大丈夫です。
例えばキャリアで最も安い料金は1GBで1,980円だろうけど、格安SIMなら3GBで1,600円程度。
キャリアよりもデータ量が3倍もあるあら、最後まで通信制限に引っ掛ることはないでしょうね。

上手にデータ通信をOFFにすれば問題はないでしょうね。
BIGLOBEモバイル・まとめ
BIGLOBEモバイルは、料金・通信速度・キャンペーン・スマホ価格のすべてが平均以上の価格や数字。
トータルで考えたら突出した項目はないけど、バランスに優れている点が一番のメリットです。
逆にデメリットは低速モードがないことので、通信制限が心配な人は止めた方が良いかもしれません。
ただし、キャリアの1GBプランで大丈夫な人が3GBプランに契約すれば、心配は要らないでしょう。
低速モードが要らない人は、4つもメリットがあるBIGLOBEモバイルを乗り換え候補に入れてください。

調べてみると予想外にBIGLOBEモバイルは優れた格安SIMでした。
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