「お風呂の中でもネットやLINEやゲームをしたい!」
日常的にスマホを手放せない人は、お風呂の中でもLINE・音楽・ネットなどをしたいでしょうね。
しかし、一部を除きスマホには防水機能が付いておらず、お風呂で使うと簡単に壊れてしまうんです。
防水ケースを使う手もあるけど、お風呂は寒暖の差が激しいので、防水ケース内の結露が心配。
そこでお風呂に入りながらスマホを使いたい人に、お風呂で使える防水機能の格安スマホをご紹介します。
お風呂で使える防水機能のスマホは、お湯にぬれても問題ないから安心してお風呂でお使いください。
なお表記されている価格は2019年6月現在(税抜)です。
お風呂で使う際に必要な防水レベル
防水スマホを選ぶ際に重要なのは、お風呂で使用しても問題のない防水レベルかを知ることです。
そこで重要になるのが、国際電気標準会議(IEC)で決められた機器の防水性能を表す規格(IPX)。
一般的に防水性能はIPX0からIPX8まであり、数字が高いほど防水性能が高くなっています。
IPX0からIPX8の条件
IPX | 条件 |
---|---|
IPX0 | 特に保護がされていない。 |
IPX1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない。 |
IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。 |
IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。 |
IPX4 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない。 |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない。 |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない。 |
IPX7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない。 |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない。 |
お風呂の湯船にスマホが落ちるかもしれないので、最悪なケースを考えると最低でもIPX7は必要です。
ただし、上記の条件は水温が一般的な「5℃〜35℃」になっており、お風呂での使用は考慮されていません。

常温の水に機器がぬれた場合を条件にしています。
防水スマホに必要な5つの条件
お風呂で使うスマホでもハイスペックの必要性はないから、抑えるべき条件は5つだけです。
5つの条件はメーカー・OS・バッテリー・メモリ・価格で、すべての条件がそろう必要があります。
ちなみに、CPUが低くても音楽は聴けるしネットも見られるから、あまり気にしなくて良いでしょう。
メーカーは安心安全の日本
Huaweiの一件があるので中華系のスマホは怖いし、韓国のスマホは格安SIMにあまりないから安心できません。
それを踏まえると格安スマホの場合、日本のメーカーを選ぶのがベストでしょう。
Androidは8.0以上
2019年6月の段階で最新のOSはAndroid9.0だから、最低でもAndroid8.0以上は防水スマホに必要です。
新しいOSを使えば、バッテリーやパフォーマンスの向上が期待できますからね。
バッテリーは2500mAh以上
音楽を聴く場合は電力を消費するので、バッテリーは大きい方が良いから2500mAh以上は必要。
バッテリーが小さいとすぐ電池が切れるので、お風呂でスマホを楽しめませんよ。
メモリは3GB以上
音楽を聴きながらゲームやネットをする場合、メモリが不足すると動作が遅くなるので3GB以上は必要。
普段からマルチタスクで使う場合、スマホのメモリは大きい方が良いでしょう。
価格は税込5万円台以下
8万円以上を出せればハイスペックなスマホを買えるけど、格安SIMを使う人はそんなお金を出せません。
節約家の場合、スマホ本体に出せる金額の上限は税込で5万円以内が限界ですね。

すべての条件がそろうスマホはあるのでしょうか?
すべての条件に適合したスマホは2機種
防水スマホを使う際は上記の6つの条件がマストなので、すべて該当しないスマホが対象外です。
調べた結果、すべての条件をクリアしたスマホは、シャープのAQUOSシリーズしかありませんでした。
お金があればiPhoneだけど、お金がない場合はシャープのAQUOSシリーズから選びましょう。
AQUOS sense plus
防水レベル | IPX8 |
---|---|
ディスプレイ | 5.5インチ |
バッテリー | 3,100mAh |
OS | Android 8.0 |
CPU | Snapdragon 630 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 1,640万画素 |
価格帯 | 5万円以下(税込) |
メモリとカメラの画素数がワンランク上だったら『AQUOS sense plus』がベスト。
ただし、メモリとカメラの画素数を上げたら、軽く5万円をオーバーするでしょうけど。

メモリが4GBでストレージが64GB以上だったら完璧ですね。
AQUOS sense2
防水レベル | IPX8 |
---|---|
ディスプレイ | 5.5インチ |
バッテリー | 2,700mAh |
OS | Android8.1 |
CPU | Snapdragon 450 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 1,200万画素 |
価格帯 | 5万円以下(税込) |
『sense2』は全体的に『sense plus』のスペックをダウンさせたモデルですね。
スペックがダウンしている分だけ価格が安くいから、本体代金を抑えたい人におすすめ。

ライトユーザーなら『sense2』のスペックで十分でしょうね。
おすすめの防水スマホを安く買えるMVNOは?
おすすめの防水スマホが見つかったので、あとは実際に購入するといくらになるか調べるだけ。
基本的にスマホを安く購入するには、他社からの乗り換え(新規契約)が最も安くなる方法です。
格安SIM人気10社での価格
MVNO | sense plus | sense2 |
---|---|---|
楽天 | 32,800円 | – |
mineo | – | 33,000円 |
OCN | 29,800円 | 21,800円 |
UQ | – | 36,396円 |
IIJmio | 36,800円 | 27,800円 |
BIGLOBE | – | 18,720円 |
イオン | 42,800円 | 32,800円 |
LINE | – | 34,800円 |
DMM | 40,800円 | 32,800円 |
BIC | – | – |
※BIGLOBEのsense2はau回線の場合。
どちらのスマホも最安値なら税込で4万円以下だから、防水スマホを手軽に購入できます。
これがiPhoneになると6万円以上はするから、節約したい人にはAQUOSのスマホですね。

この価格なら節約家にも手が出ますよね。
AQUOSの防水スマホはお風呂でも安心
冒頭にも書きましたが、スマホの防水機能はお風呂を対象にしていないので、多少の心配はあります。
多少の心配を払しょくするためには、防水スマホを防水ケースに入れて使うのが最善の策でしょう。
しかし、これは一般的な防水スマホの場合であり、AQUOSの防水スマホはお風呂でも問題ないです。
その証拠にAQUOSの説明書には、お風呂で使う条件が書いてあるから、防水ケースは要りませんよ。
お風呂での利用について
- 湯船や温泉、石けん、洗剤、入浴剤の入った水には浸けないでください。
- 風呂場では、浴室温度40℃以下、湿度99%以下で連続使用2時間以内の範囲でご使用ください。
- その後必ず水抜き・自然乾燥を行ってください。なお、全ての機能の連続動作を保証するものではありません。
- 急激な温度変化は、結露の原因となりますので本体が常温になってから風呂場に持ち込んでください。
- 高温のお湯をかけたり、温まった本製品に冷たい水をかけないでください。
- 風呂場で、イヤホンや外部接続機器を接続して使用しないでください。
- 風呂場では絶対に充電を行わないでください。
出典:お風呂での利用について
どれも難しくない利用方法だから、防水ケースを買わずにそのままの状態でスマホが使えますよ。
ちなみに、iPhoneの場合は防水機能が付いているけど、お風呂での利用は認めていないみたいです。

お風呂で使用OKなのはiPhoneとの大きな違いですね。
防水機能が付いているスマホ・まとめ
スマホをひと時も離したくない人は、お風呂の中でも使いたいから防水機能はマストかもしれません。
ただし、防水機能は真水が条件でありお風呂は対象になっていないから、完全防水でも注意が必要。
お風呂は湿度が高いので結露の心配もあるから、不安な人は念のため防水ケースに入れて使いましょう。
防水機能と防水ケースの二段構えなら、対象になっていないお風呂でも対策は万全だから安心です。
安心とは言えお風呂でスマホを使う際は、湯船に落とさないよう注意して使うことをお忘れなく。

お風呂でもOKなスマホを作ってくれないかな。
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